ceil
Pythonのceil関数は、数値を小数点以下で切り上げて、最も近い整数にする関数です。
例えば、
- 4.1 → 5
- 4.9 → 5
- -3.2 → -3(負数では、0に近づく方向に丸められます)
構文
ceil関数はmathモジュールに含まれており、次の構文で使います。
math.ceil(x)
- xには切り上げしたい数値(intまたはfloat)を指定します。
- 返り値はintです。
例
実際の使い方は以下のようになります。
import math
print(math.ceil(3.2)) # 結果は4
print(math.ceil(5.9)) # 出力は6
print(math.ceil(-3.7)) # 出力は-3
ceilに似ている関数
ceil関数に似た関数としては、以下があります。
関数名 | 説明 | 例 (2.3の場合) | 例 (-2.3の場合) |
---|---|---|---|
floor | 小数点以下を切り捨てる | 2 | -3 |
trunc | 小数点以下を削除(0に近づける) | 2 | -2 |
int | 整数に変換(小数部を削除) | 2 | -2 |
round | 四捨五入 (偶数方向に丸める) | 2 | -2 |
用途による使い分け
- 小数点を切り上げたい場合 → ceil
- 小数点を切り捨てたい場合 → floorまたはtrunc
- 負の数値で、0に向かって丸めたい場合 → intまたはtrunc
- 四捨五入を行いたい場合 → round
まとめ
ceil関数は、指定した数値を小数点以下で切り上げ、次に大きい整数に変換します。
切り捨て用途ではなく、切り上げ用途で使うことを覚えておきましょう。
切り捨てや整数部分を抽出したい場合は、floor、trunc、intなどの別の関数を選びましょう。