悪い報告は早ければ早いほどいい

Project Management

報連相

報告、連絡、相談は社会人の基本とされています。その中の一つである報告についてです。報告の相手は基本的に自分の上司にします。その内容としては、良い内容、悪い内容、良くも悪くもない(フラット)内容に分別できます。良い内容、良くも悪くもない内容の場合、特に抵抗感なくすぐに報告に移れると思います。しかし、悪い内容の場合、すぐに報告に移すのはなかなか難しいものです。

悪い報告

悪い報告をするのが難しい理由はざっと以下が挙げられます。

  • 上司に怒られるのが怖い
  • 周りに迷惑をかけてしまう
  • 仕事ができないと思われる

早いほうがいい

しかし、悪い報告ほど早くしたほうがよいです。理由は以下です。

  • 影響が大きくなる前に対処できる。スケジュールの後に行くほど、影響範囲が大きくなり、最悪の場合対処できない
  • 周りにメンバーが助けることができる
  • スケジュールやタスク割り振りなどのマネジメントの問題を発見でき、修正の機会になる

仕事ができる人ほど悪い報告でもすぐにできる印象があります。一度プロジェクトマネージャーなどのリーダー職に就くと、メンバーから円滑に報告がされることのありがたみを感じることができるようになります。

上司と良い関係を築く

では、悪い報告を早くできるようになるにはどうすればよいでしょうか?まずは早く報告をする、ということに意識的になることです。そして、最も重要なのが上司と良い関係を築くことです。これを言ったら怒られるかも、というようなおそれが頭の片隅にあるとどうしても悪い報告をするのが難しくなります。なので、良い関係を築き、スムーズに報告ができる状態にあることが重要になってきます。そのために上司とは頻繁にコミュニケーションを取りましょう。また、コミュニケーションの責任は上司にもあるため、話しかけづらかったり、常に機嫌が悪そうにしているなどの問題があれば、上司の上司に相談するべきです。

慣れ

最終的には慣れることも大切です。悪い報告ばかりしているのはそれはそれで問題ですが、悪い報告を早くする経験をすれば自然とできるようになります。最初は怖いかもしれませんが、思っていたほど上司は悪い反応をしないはずです。むしろ、早く報告してくれて助かったとまで言ってくれるかもしれません。また、周りの人が悪い報告をしているのを観察するのも方法の一つです。その報告を受けている上司やあなたを周りの人の反応がそこまで大きなものでないことに気づくはずです。

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