Notionでページ内リンクを作成することで、情報の整理とナビゲーションが向上します。本記事では、ページリンク、ブロックリンク、目次の3つの方法を使ったページ内リンクの作成手順を詳しく解説します。
ページ内リンクを活用することで、関連する情報同士を繋げて整理でき、長いドキュメントでも素早く目的の箇所にアクセスできます。また、チームでの情報共有やワークフローの効率化にも貢献します。
Notionでページ内リンクを作成するメリット
Notionでページ内リンクを作成することで、情報の整理とナビゲーションが実現できます。
情報の構造化と整理
ページ内リンクを活用することで、関連する情報同士を繋げて整理できます。例えば、プロジェクト管理ページで各タスクの詳細ページにリンクを張ることで、情報の階層構造を明確にできます。
素早いナビゲーション
長いドキュメントや複数のページにまたがる情報を扱う際、ページ内リンクがあることで目的の情報に素早くアクセスできます。特に目次機能を使用することで、見出しから該当箇所へ瞬時に移動できます。
チームでの情報共有の向上
チームメンバーと情報を共有する際、関連するページやブロックへのリンクを含めることで、文脈を理解しやすくなります。会議の議事録から関連資料へのリンクを張ることで、後から確認する際の利便性が向上します。
ワークフローの効率化
定期的に参照するページやブロックへのリンクを作成しておくことで、日常的な作業フローが効率化されます。ダッシュボードから各プロジェクトの詳細ページへのリンクを設置することで、作業の切り替えがスムーズになります。
Notionでページ内リンクを作る基本手順
ページリンク
ページへのリンクを作成する方法は複数あります。
コマンドでは、以下のいずれかを入力し、表示されるメニューからページを選択し、リンクを作成できます。これらはテキストブロックの中(つまり、文章中)で利用できます。
@
[[
+

/link to page
と入力し、「ページリンク」からページを選択できます。すると、ページリンクのブロックが作成されます。

コマンドで作成する場合との違いは、ブロックとして作成される点です。コマンドではテキストブロック内にリンクが作成されますが、/link to page
では独立した「ページリンク」ブロックが作成されます。そのため、テキスト中で使用しても別ブロックとして表示されます。
この違いは、ブロックの左側の「⋮⋮ 」をクリックし、表示されるメニューから確認できます。
テキスト中に作成したリンクでは、ブロックタイプに「テキスト」と表示されています。

ページリンクブロックでは、ブロックタイプに「ページにリンクする」と表示されています。

ブロックリンク
ページ内のブロックの左側の「⋮⋮ 」をクリックし、「ブロックへのリンクをコピー」を選択します。

すると、該当のブロックのURLがクリップボードにコピーされます。
このURLをページ内の任意の場所に貼り付けることで、ブロックへのリンクを作成できます。
なお、ブロックリンクは異なるページ間でも作成可能です。例えば、AページのブロックのURLをコピーし、Bページに貼り付けてリンクを作成できます。この場合、リンクをクリックするとBページからAページの該当ブロックに移動します。
目次
厳密にはリンク機能とは異なりますが、似ている機能なのでここで紹介します。
/toc
と入力し、「目次」を選択すると、目次が作成できます。
Notionでの目次では、ページ内の見出しに対してリンク一覧が作成されます。

まとめ
Notionでページ内リンクを作成する方法として、ページリンク、ブロックリンク、目次の3つの手法を解説しました。
ページリンクは@
、[[
、+
のコマンドや/link to page
で作成でき、ブロックリンクは各ブロックの「ブロックへのリンクをコピー」機能を使用します。目次は/toc
コマンドで簡単に作成できます。
これらのページ内リンク機能を活用することで、情報の構造化、素早いナビゲーション、チーム共有の向上、ワークフローの効率化が実現できます。特に長いドキュメントや複数のページを管理する際には、ページ内リンクが情報整理の強力なツールとなります。
まずは日常的に使用するNotionページで、関連するページやブロックへのリンクを作成してみてください。継続的に活用することで、Notionでの情報管理がより快適になります。