はじめに
エンジニアとして働いていると、「休日も勉強すべきなのだろうか」と悩むことはありませんか?
Twitterや周囲の技術力の高いエンジニアを見ると、土日も当たり前のように学習に時間を注ぎ込んでいる様子がうかがえます。そんな姿を目にすると、自分も同じように勉強しないと置いていかれてしまうのではないか――と、不安になる方も多いでしょう。
このように、誰しも一度は抱く「土日は勉強か休息か」という悩みについて、ここでは私自身の考え方をお伝えします。もし同じような悩みをお持ちであれば、何かの参考になれば幸いです。
自分の場合
私は基本的に土日は完全に休息にあてています。だからといって、プライベートでまったく学習をしないというわけではありません。平日にはしっかりと学習時間を確保し、土日は趣味やリフレッシュに集中するというスタイルです。
以下、その理由を3つ挙げます。
1. 学習の成果が出るまで
学んだ内容が実践で活きてくるまでには、どうしても時間がかかります。
土日はまとまった学習時間を取りやすい反面、「これだけ時間を注いだのだから、すぐに成果が出るはずだ」と期待値が高くなりがちです。結果が思わしくないと、がっかりしてモチベーションが落ちることもしばしば。
そこで私の場合は、平日に1、2時間ずつコツコツ積み上げるやり方を選択しています。焦らず、継続的に学習することで長期的な成果につなげています。
2. 効率
土日にしっかり休むと、平日の業務や勉強のパフォーマンスが向上します。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、心身ともにリフレッシュすることで集中力やモチベーションが高まり、平日に集中して取り組めるのです。
学習時間そのものを増やすだけでなく、質を高めるうえでも十分な休息は欠かせません。
3. 身体のケア
エンジニアは座り仕事やディスプレイとの長時間対面など、身体への負荷が大きい職業です。
私は土日にできるだけ画面を見る時間を減らすように心がけ、ジムへ行って運動をしています。腰痛や肩こり、ドライアイなどを予防することで、長く健康的にエンジニアを続けられると考えています。
いくら技術があっても身体を壊せば活躍できない――健康管理も重要な「投資」の一つです。
土日も勉強したほうが良い場合
一方、エンジニア歴1~2年程度の方や、基礎力をまだ十分に養えていないと感じる方は、土日も学習に時間を割くことをおすすめします。
エンジニアの仕事には、いわゆる「基礎知識」と呼ばれるものだけでも膨大な量が求められます。早めにこの土台を固めておくと、後々新しい技術をキャッチアップする際にも格段にラクになります。
「土日は休みたいけど、勉強もしなきゃ…」という二律背反の悩みがあるかもしれませんが、初期投資として一定期間は頑張るのがのちの負担を軽くするコツです。
ある程度慣れてきたら、土日の学習を続けるか、オフの時間を増やすか、柔軟に決めるとよいでしょう。
おわりに
ここまで、私が「土日は学習ではなくプライベートに集中している理由」をお伝えしました。
「周囲が土日に勉強しているから」と不安になる気持ちもわかりますが、まずは自分の状況や性格、学習目標をしっかりと見極めることが大切です。
続き:周りを気にしすぎないために
「土日に休んでいる自分」と、「土日も勉強している周囲」とを比べてしまうと、不安になりがちですよね。そこで、周りを気にしすぎないためのいくつかのヒントを紹介します。
- 自分の学習プランを明確に立てる
- 1週間・1か月・半年先など、ある程度のスパンで目標を設定しましょう。具体的なゴールを描くことで、「今はこれに集中する時間」と割り切れるようになります。
- 優先順位を考える
- 学習時間が大事なのはもちろんですが、健康・プライベートなど、ほかに優先すべきことがある人も多いはず。自分にとっていちばん大切なものを明確にして、そこに集中することで、周りを気にする気持ちが薄れます。
- 情報源を一時的に遮断する
- SNSは便利な反面、他人の「すごい実績」や「努力」ばかりが目に入り、プレッシャーを感じる原因になりやすいものです。ときにはSNSを見る頻度を減らし、自分の時間に集中するのも有効です。
- 成果を振り返る
- 週に一度でも、自分が得た学びや小さな成功体験を振り返りましょう。成果を可視化することで、「自分は何もしていないわけではない」「前より進歩している」と実感しやすくなります。
土日は休むにしても、勉強に充てるにしても、結局は自分が納得できるかどうかが大事です。周りを気にして行動するよりも、自分のペースで最大のパフォーマンスを発揮できるスタイルを見つけましょう。
それが、長くエンジニアとして活躍するための一番の近道だと私は考えています。