エンジニアは1on1で何を話せばいい?

Engineer

はじめに

エンジニアとして働いていると、週に一度程度、上司との1対1ミーティング(1on1)が定期的に行われる職場も少なくありません。1on1で取り上げる話題は、会社や上司によって様々です。あらかじめ議題が設定されている場合もあれば、フリートーク的な場面もあります。

しかし、実際には「何を話せばいいのかわからない」「特に話題が思いつかない」と悩むエンジニアも多いものです。上司がうまく話をリードしてくれることもありますが、そうでない場合は自分自身で話題を用意する必要があります。受け身で臨むのではなく、事前にある程度ネタを整理しておくことで、1on1をより有意義な時間にしましょう。

以下では、1on1で取り上げやすい話題の例を紹介します。

話題の例

1. 直近の取り組みや成果

まずは最近の業務内容や成果を共有しましょう。日々のチームミーティングでは時間が限られ、十分に深掘りできないこともあります。1on1では、進行中のプロジェクトの進捗報告や技術的な課題・改善点などを、より詳細かつ落ち着いて話せます。これにより、上司から建設的なフィードバックを得たり、新たなサポートを引き出したりすることが期待できます。

2. プライベートトピック

上司との関係を良好に保つことは、働く上でとても大切です。そのため、業務以外の軽い話題(趣味や最近ハマっていること、学んでいる技術など)を持ち出してみるとよいでしょう。親しみやすい話題で打ち解けることで、上司との信頼関係が深まり、1on1の時間がリラックスした雰囲気になります。

3. 困っていることや課題

1on1は、他人を気にせず上司に悩みを打ち明けるチャンスでもあります。業務上の問題やチーム内でのコミュニケーションの難しさ、個人的な悩みなど、通常の場では言い出しにくいことを相談できます。重要なのは、解決策が即座に見つからなくても、上司に「困っている状況」を共有しておくことです。上司が問題を認識することで、何らかのサポートや対応が得られる可能性が高まります。

4. キャリアパスや今後の方向性

将来どのようなキャリアを歩みたいか、どのポジションを目指しているのか、次のステップに必要なスキルは何か、などキャリアに関する話も1on1で有意義なテーマです。上司はあなたの志向を把握したうえで、必要なフィードバックや機会を提供してくれるかもしれません。キャリア開発のヒントを得る良い機会です。

5. 会社や組織に関する疑問

会社の方針や制度の背景など、組織に関する疑問点をぶつけてみるのも有効です。上司との関係が良ければ、事情や狙いを教えてもらえることもあります。自分が所属する組織をより深く理解することで、納得感を持ちながら働けるようになります。

まとめ

1on1を有意義にするためには、事前準備が肝心です。あらかじめ話したいトピックや質問を整理しておくことで、話題不足による気まずい沈黙を避けることができます。上司との対話を通じて、自身の成長や課題解決につなげる場として、ぜひ1on1を活用してみてください。

タイトルとURLをコピーしました