はじめに
個人開発したプロダクト「スグシルAI」のベータ版をリリースしました。
機能を簡単に説明すると、サイトに1行スクリプトを埋め込むだけでAIに簡単に質問できるリンクを導入できるというものです。(このブログにも導入してるのでぜひ試してみてください)そして、サイト運営者は閲覧者のクリック記録からどのページ、どの箇所で疑問を持ったのかを専用のダッシュボードで分析できるようになっています。
アルファ版をこのブログ限定で導入してからベータ版をリリースするまで1ヶ月もかかってしまいました。何をしていたのかを以下で説明します。
アルファ版からベータ版で行ったこと
プロダクト名の決定
スグシルAIはもともとは別のプロダクト名でした。しかし、ググると別の会社のプロダクトがヒットしてしまったので変えることになりました。
新しいプロダクト名はClaude Codeに方向性を伝え案を列挙してもらい、その中から良いと思ったものを少し修正して決めました。
かぶっていないかの確認には、ググるのとj-platpatという特許や商標を調べられるサイトを利用しました。これらでヒットしなければ問題ないと判断できます。
カスタムドメインの取得
プロダクト・LPのドメインにはこのブログのカスタムドメインのサブドメインを使っています。これにより、新たに複数ドメインを取得する必要はなく、すでに取得しているドメインだけで済みます。
LPの作成
サイトを作ること自体はClaude Codeにまかせてある程度できてしまいました。しかし、文章や構成などのコンテンツに関しては自分でしっかりと考えました。わかりやすく内容かつアピールできるのかなど考えることが意外にも多かったです。他のプロダクトのLPをたくさん見て参考にしました。
利用規約・プライバシーポリシーの作成
知識がまったくなかったので調べるところから始めました。「良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方」という本がとても参考になりました。これ一冊を読むことでなぜ利用規約・プライバシーポリシーが必要なのかやどのように記載すれば良いのかを理解できました。念のために他のプロダクトの利用規約・プライバシーポリシーを見て調査を完了しました。その後はスムーズに利用規約・プライバシーポリシーを作成できました。
ロゴの作成
デザインの経験がないのでAIにロゴを作成してもらおうと試みました。しかし、ほしいイメージとは微妙に異なるものしか生成できなかったので自作することにしました。Canvaの使い方を調べつつ作成しました。
OGP画像の作成
OPG画像(サイトのリンクをXなどでシェアした際に表示される画像)の作成は作成したロゴを流用してすぐに完了できました。こちらもCanvaを利用しました。
セキュリティ対策
こちらを参考にして該当箇所をひとつづつ対策していきました。知らなかったことも多かったので勉強になりました。
おわりに
アルファ版の段階では、ベータ版公開までにこれほど多くの作業が必要になるとは想定していませんでした。機能は概ね実装済みで、微調整で済むと考えていた部分もあります。あらためて、サービスを世に出すことの大変さを実感しました。
ともあれ、ベータ版リリースまでたどり着けたので、「スグシルAI」をぜひともお試しください!
使ってみて気づいたことやご意見などはXでお気軽にDMください。