はじめに
「エンジニアになったものの、わからないことだらけでつらい」「こんなことで質問してもいいのかな」と悩む初心者エンジニアは多いです。このような悩みへの解決策として本記事の結論を先に示しておきますと、「わからないことはわからないとわりきり質問する」ことが最大の解決策です。自分もエンジニアとして働き始めたときはわからないことが多くこのままやっていけるのか不安でした。しかし、至らないところは素直に認め積極的に周りに質問をして成長していき、現在問題なくエンジニアとして働けています。本記事ではなぜ積極的に疑問点を質問していくことが重要なのかを説明します。本記事が初心者エンジニアで質問をするのが苦手であったり、挫折しかけていることの助けになれば幸いです。
初心者エンジニアが抱える悩みとつまずき
そもそもエンジニアになりたての頃にわからないことがあるのは当然であり恥ずかしいことではありません。業務を行うのに必要な技術的知識、チーム特有のルール、さらにドメイン知識(業界知識)など覚えることが本当にたくさんあります。そんな中でわからないことがない、ということはないのです。なので、自分を責める必要はまったくありません。
積極的に質問をした方がよい理由
周りからサポートを得られる
上司や他のメンバーも同じ道を通って一人前に成長しており、あなたがわからないことがあるということは十分理解しています。そして、あなたにも一人前になってほしいと考えています。しかし、わからないことや疑問点があっても、質問せずに自分のうちにとどめてしまっていては周りは適切なサポートを行えません。自分から疑問点を伝えない限り、周りも正確に把握することはできないのです。
疑問点を整理できる
質問をしようとすると、口頭であれ文章であれ疑問点を伝えるために整理する工程が発生します。この際に自分はなにがわかっていないのかがはっきりするため、問題が整理されます。さらには整理された結果、自力で問題が解決してしまうことさえあります。
質問しない限り絶対にわからないことがある
どれだけドキュメントやマニュアルが充実していても、各メンバーが持っている知識には差があります。特定の機能は「この人に聞かないとわからない」状況や、前任者が退職してしまい、引き継ぎを受けた人に聞くしかわからないことは少なくありません。
その場合、いくら調べても答えにたどり着けず、質問するしかないのです。
質問フロー
具体的な質問フローを以下に示します。
- 15分自力で調査する
- 解決の目処が立たなかったら2.に移る
- 解決の目処が立ったら引き続き作業をする
- 疑問点を整理する。
- なにがわからないのかを整理する
- 誰に聞けば解決するのかを調査する
- 質問文を考える。
- 他人に伝わるように明確に言語化する
- 背景と目的を含める
- 質問する。
- 回答内容はメモをする
「わからない」を成長に繋げる姿勢と方法
素直になること
疑問点を洗い出したものの精神的な理由で質問ができない場合があります。質問をすることで自分には能力がないのではないかと周りから思われると心配したり、わからないことがあることを恥ずかしく感じてしまうなどです。しかし繰り返しになりますが、疑問があるのはなんら問題のあることではありません。自分の現状を素直に認め、周囲に共有することが第一歩です。
コミュニケーション
質問はコミュニケーションの一種です。スムーズに質問するためには、普段から周囲と良好な関係を築いておくことが大切です。もし苦手な人がいるなら、挨拶や軽い雑談など、小さな接点を重ねてみてください。そうすることで、質問のハードルが一気に下がります。
学習計画に組み込む
日頃から疑問点を明らかにしていくと、自分が「どこでつまずきやすいか」「どの分野が弱いのか」が見えてきます。
それは現在のあなたの課題そのものです。見えてきた課題を学習計画に取り入れれば、業務の中でさらに成長しやすくなり、中長期的に見ても大きな成果へとつながります。
おわりに
エンジニアとして一人前になろうとする以上、「わからない」ことは避けては通れません。周りに助けを求めることは恥ずかしいことでも、甘えでもありません。むしろ、積極的に質問し、フィードバックを得ることで知識やスキルを効率よく吸収できます。
「わからない」を素直に伝え、成長のきっかけとすることが重要です。ぜひ周囲をうまく巻き込みながら、一歩ずつ前進していきましょう。